こんにちは。黒ブチFPです。
これからマイホーム購入を考えている方向けの記事になります。

今回は、
普段FP相談でよくある「住宅ローンの間違った常識」について記載したいと思います。

一つも当てはまらい人はお金の常識がアップデートされていると思います。

黒ブチFP
黒ブチFP

お金の常識は親世代と同じでは無いんだよ。日々変わっているので、今回は最新の住宅ローンについてご紹介していくよ。

チェックテスト

<借り方>
1.頭金を貯めないといけない
2.借入金を極力少なく借りるべき
3.親の資金援助には頼りたくない

<返し方>
4.早く完済させたい

どうでしたでしょうか。

いくつ当てはまりましたでしょうか。

低金利時代の住宅ローンの常識

1.頭金を貯めないといけない

「いずれマイホームを購入したい!」と考えられている方の多くは、頭金を貯めてからでないと購入できないと思われている方が多いです。ネットの古い情報や古い本などには頭金を1割から2割貯めましょうと書いてあったりしますし、金利の高かった親御さんの世代だとそれが当たり前でした。

しかし、今は金利が低く頭金を貯めてから買うのと頭金を貯めないでローンをスタートさせるのでは後者の方が住居費が少なくて済む可能性が高くなります。

ご相談者の多くは頭金を入れずに住宅ローンを借りています。

2.借入金を極力少なく借りるべき

1でも触れてますが、仮に頭金を入れられるだけの資金があってもフルでローンを借りている方が多いです。それは住宅ローン控除という所得税・住民税が安くなる制度があり、その制度を考慮すると利息がほとんどかからないからです。手元にお金があった方が安心という方も多くいらっしゃいます。

3.親の資金援助に頼りたくない

「親御さんからの資金援助は期待できますか」と質問すると、「親には頼りたくない」という頼もしい答えをもらうケースが多いのですが、もし親御さんに資金的な余裕がある場合は贈与を受けた方が相続の時にメリットがあるので一度ご相談をされた方が良いと思います。

以前日経新聞でも購入者の3割から4割は贈与を利用して住宅を購入しているとありました。

4.早く完済させたい

今の低金利の状態であれば、無理して繰り上げ返済をして完済させる必要はありません。
特に、教育費がまだ終わってない子育て世帯。
住宅ローンには団体生命保険という万が一の保障が付いています。これが住宅ローン控除も加味するとほぼタダで付いているので、教育費が終わるまでは、この保障と手元にお金を持っておいた方が良いのではないかと思います。
この返済計画はライフプランによって変わってくるので、しっかり資金計画を立てることをオススメします。

黒ブチFP
黒ブチFP

おそらく住宅ローンの金利が高かった時代を生きた親御さんと真逆のことを言っていると思うよ。でもこれが低金利時代の常識なんだよ。

お金の常識は時代によって変わってくるものなのですが、そうは言っても親御さんを見て育ってきていますので無意識に昔の考え方が定着するのはしょうがないことだと思います。

令和の時代に合ったお金の常識・考え方を、少しでも役に立てる情報を発信していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。

著者
黒ブチFP

黒ブチFP

ファイナンシャルプランナー(CFP®︎認定者・FP1級)です。 【マイホーム専門FP】として、 ファミリー層メインで年間130〜150世帯のFP相談をしています。 FP業をしていく中で思うことや伝えたいことを記載していきたいと思います。 よろしくお願い致します。

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